遠距離なんて気にしないッ!!!!

「そんなの決まってるだろ。
緋芽菜とずっと一緒にいるためだよ。」

私は背筋が凍った。
何をされるんだろう。

恭哉は私を抱っこしてベッドへ下ろした。
そして、私の上に覆いかぶさってくる。

「恭哉……何してんのっどいてよっっ」

私は必死にもがくものの男の力にかなうはずもなく、両手を恭哉の片手で抑えられる。

「いいじゃん、家入ってきたときから
そーいうつもりだったんじゃないの?」

そんなつもり全くなかった。
私はただ、恭哉と幸せな時間を過ごしたくて……。

「てか、付き合って半年も経つのに
まだヤらせてくんないの?
お前みたいな女めんどくさいわ。」

めんど・・・・・・・・・くさい?
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