遠距離なんて気にしないッ!!!!

沙愛は優しいからいつでも出迎えてくれる。

「緋芽菜!!!!!」

「沙愛ぁぁぁぁ〜〜〜〜」

涙を流しながら沙愛に抱きつく。

「早く入って!」

部屋に入り、ホットココアを入れてもらう。

「何があったの?」

「恭哉・・・・・・・・・ヤリモクだったんだって」

経緯を話すと沙愛は激怒し、
涙を流し始めた。

「え!?沙愛!?」

「悔しい、なんであんなやつと緋芽菜を
付き合わせちゃったんだろ」

「沙愛・・・・・・・・・」

「ごめんね、ごめんね」

謝り続ける沙愛に私も涙が溢れた。


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