吸血鬼に甘い鎖を
「ずるいよ、そんなの!」
「え…?」
思わぬ言葉にびっくりしている
リリーナさんは、
一瞬手を休める。
「…リリーナさんばっかり
カッコいいじゃんか!
私だってリリーナさんのこと
大事に思ってるんだから!
私とクロト君が
結ばれても、
リリーナさんが生きてなかったら
全然意味ないよ!」
リリーナさんは静かに笑った。
「どうなっても知りませんよ!」
そういって一気に
騎士隊長へと突っ込んだ!
不意を突かれた騎士隊長は
リリーナさんの勢いに圧倒されて
そのまま後退した。
それにあわせて
周りの兵士も引き下がる。
「よしっ!」
このまま突っ込んじゃえー!!
グイッ。
「あッ…!!」
「咲さん!!!」
「…姫様、もう諦めてください。
こうまでしたくはなかったのですが
姫様が妨害を始めるからですよ」
騎士隊長が静かに告げて、
私を捕まえている兵士を見やる。
兵士はまだ剣先を
当ててはいないけど、
近くにあって怖い。
「…リリーナ、さん…」
「…くっ…」
「え…?」
思わぬ言葉にびっくりしている
リリーナさんは、
一瞬手を休める。
「…リリーナさんばっかり
カッコいいじゃんか!
私だってリリーナさんのこと
大事に思ってるんだから!
私とクロト君が
結ばれても、
リリーナさんが生きてなかったら
全然意味ないよ!」
リリーナさんは静かに笑った。
「どうなっても知りませんよ!」
そういって一気に
騎士隊長へと突っ込んだ!
不意を突かれた騎士隊長は
リリーナさんの勢いに圧倒されて
そのまま後退した。
それにあわせて
周りの兵士も引き下がる。
「よしっ!」
このまま突っ込んじゃえー!!
グイッ。
「あッ…!!」
「咲さん!!!」
「…姫様、もう諦めてください。
こうまでしたくはなかったのですが
姫様が妨害を始めるからですよ」
騎士隊長が静かに告げて、
私を捕まえている兵士を見やる。
兵士はまだ剣先を
当ててはいないけど、
近くにあって怖い。
「…リリーナ、さん…」
「…くっ…」