吸血鬼に甘い鎖を
しょ、証明ってナンですかッ!!??




ガタンッ...







クロト君が私の手を握って、
こちらに寄ってくる。






ドキ。






私はそのきれいな顔に
見とれて、思わず
倒れこんでしまう。









「痛ッ…」






頭打った…。







と、そんなこと言ってる間に、
すぐ目の前には
クロト君の赤い瞳。





って、顔近いんですけど!!







クロト君は
どんどん顔を近づけてきて――――――




えっ…。












まさか、キス――――――!!??




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