吸血鬼に甘い鎖を
休憩時間―――――――


やっぱり吸血鬼の性質か何か
知らないけど、クロト君は
人気爆発だった。







…女子に。







「ねーねーッ!

クロト君はどこから来たの??」



あー、うるさっ!


別のところでやってよ、全く…






『ん?俺はねー、
吸血鬼なんだよー』




ピクッ!!!






「えーッ?

ホントにぃー…?」





な、何言ってんの、クロト君ッ!


バレちゃまずいでしょ!





『ホントだって。

じゃぁ、確かめてみる…?』



そう言ってクロト君は
女子の一人の顎をすっと
触った。






その子は顔を真っ赤にして
気絶した。








「クロトくぅんー…!!!!!!」






結果、女子のハーレム完成。







…それがしたいだけかよっ。






私はひとりツッコんでた。










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