吸血鬼に甘い鎖を
えッ!!!!????







体を起こしたドアの前に
クロト君の姿。






「な、なんでいるのッ!?

授業中でしょ!!!」



て、私もだけど…。



『相手、女の先生だったから
おとしてきた♪』

ぺろっと舌を出して
クロト君は笑う。




私は笑いごとじゃない。







「てか今の聞こえてたんなら
わかってよ。


私は迷惑してるの。




学校なんて来ないでよ」







『おまえな、俺の気持ちも
考えろっつーの』



そういってクロト君は
後ろから抱き締めてくる。








…えっ、ちょっ!?






「…ちょ、ヤダっ。

クロト君ッ!!」











『…俺はな、心配だったんだよ。








咲を変な目で見てるヤロウが
いないかとか、

おまえが浮気しねぇかとか』










なッ…!!!!
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