吸血鬼に甘い鎖を
「宝生院さん。
その言い方はないんじゃない?」
由美が後ろから言う。
…由美…?
「…いくら咲がそういってても、
そういいたくなる理由くらい
わかるじゃん」
「あら、どうして?」
由美の表情が怒りに変わる。
「…だぁからぁっ!
みんなして姫の役狙ってんのに
そんなことしたら
目の敵にされるのは
目に見えてるでしょッ!って言ってんのっ!」
宝生院さんも気迫負けしたようで
少しだけ驚いてこういう。
「あ、あら…。
わたくしは別に
目の敵にするつもりなどありませんよ?」
「そう。
その言葉覚えとくわ。
いったんだから、絶対に咲に
手出ししちゃだめだよッ!」
ガタン。
シィーン…
はぁ、よかった…。
ひとまず収まった…。
って、ちょっとまって。
「…け、結局私が
姫役やるんじゃんんー!!!!」
その言い方はないんじゃない?」
由美が後ろから言う。
…由美…?
「…いくら咲がそういってても、
そういいたくなる理由くらい
わかるじゃん」
「あら、どうして?」
由美の表情が怒りに変わる。
「…だぁからぁっ!
みんなして姫の役狙ってんのに
そんなことしたら
目の敵にされるのは
目に見えてるでしょッ!って言ってんのっ!」
宝生院さんも気迫負けしたようで
少しだけ驚いてこういう。
「あ、あら…。
わたくしは別に
目の敵にするつもりなどありませんよ?」
「そう。
その言葉覚えとくわ。
いったんだから、絶対に咲に
手出ししちゃだめだよッ!」
ガタン。
シィーン…
はぁ、よかった…。
ひとまず収まった…。
って、ちょっとまって。
「…け、結局私が
姫役やるんじゃんんー!!!!」