吸血鬼に甘い鎖を
「…あーぁ。
なんか大変なことになっちゃった」
…もういーや。
先のことは考えないでおこう。
そのほうがいろいろ
考えなくてすむし。
「クロト君は執事の役だったよね!」
そう。
クロト君は準・王子として
王子セウの執事、クリートの役を
やることになった。
「でもよかったよー。
私柚王くんてどうも苦手で…。
二人っきりだったら
どうしようかと…」
バンッッ!!!!
な、何…?
クロト君が近くの
コンクリートにひびを
立てていた。
手からは血がうっすらと
流れる。
「ちょ、ちょっと何やってんの!
危ないじゃん!」
とっさに手を見るけど、
クロト君は
それを振り払った。
そして早足に
家へとはいっていく。
「…どうしたんだよー」
なんか、
また私怒るようなこと
しちゃったっけ…?
なんか大変なことになっちゃった」
…もういーや。
先のことは考えないでおこう。
そのほうがいろいろ
考えなくてすむし。
「クロト君は執事の役だったよね!」
そう。
クロト君は準・王子として
王子セウの執事、クリートの役を
やることになった。
「でもよかったよー。
私柚王くんてどうも苦手で…。
二人っきりだったら
どうしようかと…」
バンッッ!!!!
な、何…?
クロト君が近くの
コンクリートにひびを
立てていた。
手からは血がうっすらと
流れる。
「ちょ、ちょっと何やってんの!
危ないじゃん!」
とっさに手を見るけど、
クロト君は
それを振り払った。
そして早足に
家へとはいっていく。
「…どうしたんだよー」
なんか、
また私怒るようなこと
しちゃったっけ…?