吸血鬼に甘い鎖を
バサッ。
目の前を覆う黒い影。
『咲、大丈夫か?』
見ると、目の前には
笑った赤い瞳。
…クロトくん…!!!!
やさしそうな顔で、
私に笑いかけていた。
…ドキ…。
『おまえが危険かなって思って
来てやったぜ』
一気にテンションの下がる言葉。
フフン、と自慢げに笑った。
き、来てやったって…。
「…一瞬かっこいいかな、って
思ったのに…」
『あ?』
「…なんでもないですー。
それより、柚王くんが…!」
『…ああ。
やっぱおまえだったか…リヴィア』
「久しぶりだな、クロト。
そしてサキ。
はじめまして。リヴィアだ」
柚王くんの姿の
リヴィアくんは一礼した。
しかしその目の色は
赤色。
「…な、なんで柚王君が…!」
「あぁ。
こいつは俺が人間向きに
変化した姿だよ。
みんなは俺が初めからいると
思うように暗示をかけてある」
「そんな…!」
「ま、クロトが来たときは
びっくりしたけどな」
目の前を覆う黒い影。
『咲、大丈夫か?』
見ると、目の前には
笑った赤い瞳。
…クロトくん…!!!!
やさしそうな顔で、
私に笑いかけていた。
…ドキ…。
『おまえが危険かなって思って
来てやったぜ』
一気にテンションの下がる言葉。
フフン、と自慢げに笑った。
き、来てやったって…。
「…一瞬かっこいいかな、って
思ったのに…」
『あ?』
「…なんでもないですー。
それより、柚王くんが…!」
『…ああ。
やっぱおまえだったか…リヴィア』
「久しぶりだな、クロト。
そしてサキ。
はじめまして。リヴィアだ」
柚王くんの姿の
リヴィアくんは一礼した。
しかしその目の色は
赤色。
「…な、なんで柚王君が…!」
「あぁ。
こいつは俺が人間向きに
変化した姿だよ。
みんなは俺が初めからいると
思うように暗示をかけてある」
「そんな…!」
「ま、クロトが来たときは
びっくりしたけどな」