ライラック
あと3人か・・・

『洸。そういえば洸が飲みたいって言ってた炭酸ココア、家にあるんだ。
あ〜残念だな。』

「あー、やるっつーの!
ゼッタイに飲ませろよなっ!!」
 炭酸ココアなんか、進んで飲んだりしないよね。フツーの人なら。

『拓磨、私の家にベットと枕いっぱいあるよ?』

「・・・やる。」

よしっ!あとは、桐。
強敵だ。

「俺もやる、けどその前にお前と2人で話したい。それが条件だ。」

嫌な予感しかしない。でも、

『いいよ。』

「じゃ、お前らよろしくな。」

桐がそう言って向かった先は生徒会長室。

この学園、変な所にお金かけてるな。
何て呑気なことを考えながら桐の後を歩いた。
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