ライラック
第一章
転入生
トン、トン
『失礼します。
転入生の林田歌恋です。よろしくお 願いします。』
月岡学園高等部の職員室、夏。
「おはようございます。
担任の関根です。」
優しそうなおじさん先生だ。
『よろしくです。』
「クラスは、2―Aでクラスメイトは林田さん入れて6人です。
教室に行く前に生徒会室に寄って挨拶してきて下さい。
これ、構内案内図です。では、また後で。」
生徒会に挨拶?なんで。
『失礼しました。』
生徒会室は・・・4階。今は2階。
「君、可愛いねー。今からどっか行かない?っていうか、初めて見る顔だね。」
『触らないでください。』
「いやー、声も可愛いね!」
腕を掴まれて動けない。もーイライラする。
『放せって言ってるの分かんないの?』
「は、お前可愛いからって調子のってんなよっ!」
『失礼します。
転入生の林田歌恋です。よろしくお 願いします。』
月岡学園高等部の職員室、夏。
「おはようございます。
担任の関根です。」
優しそうなおじさん先生だ。
『よろしくです。』
「クラスは、2―Aでクラスメイトは林田さん入れて6人です。
教室に行く前に生徒会室に寄って挨拶してきて下さい。
これ、構内案内図です。では、また後で。」
生徒会に挨拶?なんで。
『失礼しました。』
生徒会室は・・・4階。今は2階。
「君、可愛いねー。今からどっか行かない?っていうか、初めて見る顔だね。」
『触らないでください。』
「いやー、声も可愛いね!」
腕を掴まれて動けない。もーイライラする。
『放せって言ってるの分かんないの?』
「は、お前可愛いからって調子のってんなよっ!」