ライラック
『いいんですか?』

あ、声大きくなっちゃった。

『すみません。』

「ふふ。いいよ、チョコ好きなんだ。」

『はい!』

また、大きくなっちゃた。

カチャ

「ん、うるさい。」

生徒会室には3つ扉があって、私が入ってきたドアの向かいのドアが開いた。

「おはよ。桐、ゴメンね。うるさくしちゃって。」

「おはよー。」

「わりー遅れた!」

私が入ってきたドアが勢いよく開いた。

「はよ。」

また、違う扉が開いた。

「よし、全員揃ったね。」

男子、5人が生徒会役員なのかな。
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