ライラック
「生徒会会長2―Aの桑原桐だ。よろしく。」

黒がとても似合うイケメンだ。

『2―Aの林田歌恋です。』

普通だったかな。

「みんな同じクラスだねー。」

Aって6人だっけ。

「さて、時間が少なくなってきたし、本題へ行こうか。」

何をするんだろう。

「林田歌恋ちゃん。君の情報を教えてくれない?」

『・・・どういうことですか?』

「歌恋ちゃんの情報は、厳重にロックがかかっているんだよ。
月岡学園は、俺達には敵がいるんだ。
だから・・・」

『私が敵なのかもってことですね。』

『私は、あなた達の敵じゃないです。
でも、情報は言えません。』

私にだって色々あるんだから。

「それじゃ、歌恋ちゃんは学園を退学にしなければ・・・」

「焦んな、魅月。
なぁー歌恋、お前生徒会には入れ。」

「桐!お前何言って!!」





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