未来に続く光
佑「できるできないじゃない。
やらないといけないの。
…なんて、ただの強がり。
本当は不安だし、怖いし...。
1人じゃ何も出来ないと思う。
でもね、テウスたちや光鬼斬の力を合わせれば出来ると思う。
大切なモノを護りたいと思える今なら...。」
私がそう答えると光鬼斬は何も言わず、再び沈黙が続いた。
その際、私と光鬼斬の視線が外れることはなかった。
…まだ伝わってないのかな?
佑「…光鬼斬は刀になっちゃったこともあるし、ほんとに申し訳ないんだけ...「ふはっ」」
私がもう1度口を開いたとほぼ同時に光鬼斬の笑い声が響いた。
「あはははははっ!
あはははっ....はぁ、やっぱり主には敵いません!
それが主の決めたことならば仰せのままに!
私はどこまでも付いていきます!」
さっきまであんなにも張りつめてた空気が一気に解けたことが分かった。