未来に続く光
キ「…カイル様!
なぜですか!あの術は使わないと...!」
カ「…そんなことも言ったな...。
だが、お前らはユウサを倒すどころかまともな情報も持ってこなかった...。
このような事をしても仕方が無いと思うがな?」
キ「っ...!」
キリはカイルの視線に耐えきれなくなり、視線をそらした。
そして、視界に入ったルキの元へと走り出した。
キ「ルキ!目を覚ましてよ!
操られるなんて....そんなことないよね?
ルキはルキだもん。
また僕といつもみたいに笑って...っ!」
話しかけるキリを見つめるルキの瞳は...いつもの様に暖かくなく、冷たい視線だった。
…否、キリを見つめているのかさえも分からなかった。