束縛彼女と束縛彼氏
拓都「あ、呼び捨てじゃない方が良かった?」
瑠璃「いえ、男性の方に名前呼びされることがここずっと無かったので。
悪いとかではありません。」
拓都「ならよかった。」
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瑠璃「拓都先輩ってバスケ凄く上手かったですね。
私、運動のことは必要最低限程しか知らないのですが、
見てて凄く綺麗でした。つい見とれてしまいました。」
その言葉に胸は高鳴るばかりだ。
そんな風に言いながら笑う笑顔は
見惚れてしまうほど綺麗だった。
その笑顔は自分のことを言いながらというところがまた嬉しい。
拓都「それは良かった。
どんなに応援してくれる子でも僕を喜ばせてくれる言葉を言ったのは
瑠璃が初めてだから。」
その言葉に瑠璃が顔を赤くしていることを拓都はしらない。