Love to you【完】
そう言って私にまたあの極上スマイルを向けるんだ。
あー・・・・
これだから諦められない・・・・。
晴城君が片岡さんの事を好きでも諦められない。
しかも、同じクラスで隣の席ってこれもう運命じゃない!?って思うくらい。
ちなみに私の学校は入学式の日に決まったクラスで、3年間同じ。
滅多な事件や問題がなければクラス替えはないんだ。
またそんな事を考えて居たら・・・・
「で、なにが無理なの?」
「へっ!?」
はっ晴城君・・・・まだそれを聞きますか・・・・。
「なっなにもないの!ただの独り言で・・・!」
「・・・・そっか、やっぱり見崎さん面白いね」
あぁぁぁ・・・・またそのスマイルを・・・・。