夢を見るボクら


「...うっせえ」


片膝を立ててそこにひじをのせておでこに手をつく。

そんな二人の会話を不思議そうに見学する竜と輝。


そして朱鳥への返信をしているんだろか、俊哉は黙々と手を動かしていた。

その行動を見ただけで何故かイライラした。

こんなの俺らしくねえ...。


「まっ、俺も同じ心境だけどな」

はいはい、同じ心境ね。

...。


顔を上げるとニンマリと笑う神矢



え...。




こいつ...、



今なんて言った?



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