夢を見るボクら
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「始め」
先生の一言で一斉に紙をめくる音と、シャーペンの音が出る。
あれから文化祭も無事終了して、私たちのカフェも繁盛した。
その余韻を潰すように訪れた定期考査
輝の家にみんな集まってテスト勉強したり、息抜きに遊んだりもして今回は結構自信がある。
残り時間10分残してシャーペンを置く。
チラリと紀乃の方を見ると寝ていた。
(はやっ)
紀乃は頭が良くて成績がいいらしい。
寝ているのを見るとだんだん眠気がやってきたので私も腕を枕にして眠りについた。