夢を見るボクら

夢の理由



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「これから本格的に1位を目指して抗争していこうと思うんだ」


賢が皆に言う。

「だから、土日とか忙しくなるけどいい?」

「大丈夫」

みんなも首を縦に振って頷いていた。


「じゃあ、早速来週の日曜日に」

その言葉で解散した。


輝の家を出ると、いつもは賢が送ってくれるけど今日は用事があるから神矢なんだとか。


「んじゃ行くかー」

両手をポッケにいれて気だるそうに歩いていく。


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