夢を見るボクら
いろんな地方の族と抗争し、皆の体には傷が絶えなかった。
もちろん、私も何度も狙われ命の危険を感じたこともあった。
ときには仲間同志での意見の食い違いもあったし、喧嘩もあった。
それでも、彼らの目はいつまでも爛々と輝いていた。
そしていつしか私たちはNo.3という地位まで登りつめていたのだ。
そのことは掲示板やサイトで話題となった。
“結成から1年も立たずにトップ3の座”
“メンバーはたったの6人”
“次の頂上決戦に期待”