夢を見るボクら


その月のアクセス数はダントツで1位だった。


学校内にも関係者がちらほら居るようで、その人たちからは一目置かれる存在となった。





「賢」


「あ?」



「名前呼んでみたかっただけ」


照れくさくて顔を背けると後ろから抱きしめられ何度目かのキス



2人きりの屋上


いつ人が来るのかドキドキしながらも、キスにドキドキしている。



いつもはすぐに離してくれるのになかなか離れない。


頭を引こうと後ろに下がれば手で押さえつけて、さらに深くなる。


< 222 / 284 >

この作品をシェア

pagetop