夢を見るボクら
「よっ!待たせたな!」
ニコやかに近づく彼はいつかみたカラフル頭集団のトップ
「おまっ、朱雀のやつか!」
輝が指をさして目をこれでもかというくらいに開いている。
俊哉も驚いたのか口がわずかに開いていた。
「あのときは...まぁ、悪かったな」
照れ隠しなのか髪の毛をいじっている。
「ていうかいつの間に連絡とっていたの?」
少なくとも前までは敵だったのに。
「ああ、それが少しめんどくさくなってて」
「めんどくさいってなんだよ賢!