愛しすぎて。
放課後サッカー部が練習しているのがよく見える教室で練習を見ながら考えるのはあの事だけ。
私をプレゼント…
そんなの言えるわけないよっ!!
明日話合うんだし、普通に私なりに考えたらいいよね…
まず。
せっかくの休みの日だからお昼ご飯を一緒に食べて。
んー…お店で食べるよりもカラオケだと歌いつつ食べれるし、値段も安いし昼ご飯ついでにカラオケ。
それから…やっぱ映画かな買い物とか気を使ってしまうし。
あ!でも最近ハマってる漫喫もいいな。DVD一緒に観たいだけ観れるし、ドリンク飲み放題だし。
この辺は尚輝と相談しようっと。
ふと、部活をしている尚輝を見た。
あの真剣な顔で、いとも簡単に人をかわしシュートをうつ姿が格好よくて。
いつの間にかはまってしまったんだよね。
でもまさか付き合う事になるなんて…予想していなかったな。
だってすぐ側にあんな美人な人がいるんだもん。
付き合ってたら不安じゃないと思ってる
全然そんな事ないよ。
今だって何話しているのか気になるし、尚輝は私のものなんだからって独占欲丸出しで…。
私だけの尚輝になればいいのに――――。