愛しすぎて。
Side 尚輝
喧嘩
メールの問い合わせを何度もしたが、亜由紗からの連絡はなく朝を迎える。
亜由紗にとってはその程度の事だって事なんだよな
家を出て俺らの待ち合わせ場所に向かっていた足をとめた。
あいつが何かアクションを起こすのを待とう。
もう…俺ばっかつらいのは嫌だ。
待ち合わせ場所を避け、学校に向かった。
自分で決めて今一人で歩いているのに気になるのは亜由紗の事だけ…。
あいつ一人で待ってるのかな
ほら結局
俺ばっか…。