愛しすぎて。
「ひゃっ!!」
亜由紗が頬を押さえる。
「いきなり何すんの!びっくりした…」
「嫌だった」
「嫌じゃ――ないけど…。」
「じゃあ……。」
今度は亜由紗の頬に手をあて、距離を縮める。
「何っ何っ何」
「何って…キス。」
「えっすんの」
「うん。」
パニクってる亜由紗に構わず、気をとりなおしてキスの体制へ
「ちょっと待ってちょっと待って!!」
「もうっ。何」
「や…あの……。恥ずかし――んっ。」
距離が近くて
じらされてさ
目をうるうるさせて上目使いなんてされたら
我慢できないって
わかんないかな