愛しすぎて。
まったりとした時間を過ごす中、亜由紗が口を開いた。
「あ、明日どうするか決めようよ。」
そういえばきっちりと決めてなかったっけ。
「そうだね☆どうしよっか」
「準備とかあるし、待ち合わせは昼御飯食べる頃がいいな。」
「おっけ☆じゃあそうしよう。場所はどうする」
「そうだなぁ…カラオケは無理だし……。」
「あっ別にいいよ♪」
「え喉の調子がって言ってなかったっけ」
「あーあれは嘘だよ」
「最悪!何で嘘ついたの」
俺から離れて亜由紗が怒る。
「だってカラオケって言ったら密室でしょ
俺亜由紗に触れない自信なかったんだ。
だから嘘ついた。ごめんね」
少し間を置いて
「…じゃあ今は自信があるってこと」
と亜由紗が言ったから
「いやいや逆だよ。
だってキスしたくなったらできるし☆
いいよね亜由紗」
って笑って言う俺を見て、ただキョドる亜由紗。
このままじゃ先に進まないと思った俺は
「はいっ!じゃあカラオケは決定という事で。」
無理矢理話を進めた。