愛しすぎて。
家の前に到着する。
「送ってくれてありがとう。じゃあまた明日…
あ、待ち合わせどこにしよっか」
決めてないこと忘れてた。
「あーじゃあ俺明日亜由紗ん家まで迎えに行こうか」
わっ。
「え、いいの」
迎えに来てくれるなんて付き合ってるって感じがする
「いいよ。んじゃ決定な☆」
なんだか照れ臭くて…すごく嬉しい。
「ありがとう。
じゃあ明日12時にここで大丈夫」
「おっけい。んじゃ…あ。」
尚輝が帰る足を止める。
「んどうした」
「バイバイのチュゥ忘れてた。」
えっ。
「するなんて言ってたっけ」
だんだん迫ってくる尚輝に向かって言ってみる。
チュッと触れるだけのキスを1回して
「…俺が今決めたの。」
耳元でそう囁いた。
顔の温度は一気に上昇。
それを見て笑いながら
「バイバイ。」
と手を振って尚輝は帰って行った。
どんどん尚輝にはまっていく私。
尚輝も私にはまってくれているのかな
少し顔の温度が下がるのを待って、家の中に入った。