愛しすぎて。
亜由紗の家に到着する。
「11時45分か…。」
時計を見つめ呟く。
携帯を開き一応メールだけ
(おはよう☆ごめん、ちょっと早く着いちゃった。
ゆっくりでいいからね。)
送信。
少しして亜由紗からメールが届いた。
(おはよう♪♪♪もうすぐ出るからちょっと待ってね。)
もしかして急かしちゃったかな
まだ12時になってないし…。
ガチャ
音のする方を見ると亜由紗ん家の扉が開いた。
扉を閉め、キョロキョロしていたが向かいのマンション入り口の階段に座っている俺を見つけ、笑顔で手を降る。
小走りで駆けてくる亜由紗の姿がはっきりと見えた時、俺は亜由紗を直視できなかった。
亜由紗は肩の所がパフスリーブにってるシフォン素材っぽいシャツに、デニムのショートパンツスタイルで、ヒールのあるサンダルを履いていた。
やべぇ…
可愛すぎだろ。
会ってこんなにドキドキさせられるなんて…………
思ってもいなかった。