龍神×紅蓮
寂しさを埋めるもの
「でか…」
あたしの目の前には、どでかい屋敷。
「希ちゃん、早く荷物置いて海行こうよ!」
そう、今紅蓮達と海に来ている。
しかも1泊2日の泊まりで。
そして、目の前のどでかい屋敷は紅蓮の先代が建てたらしい。
何でも、社長を務めているとか。
考える事やる事がケタ違いだ。
「希ちゃんの部屋はここね!」
そう言って案内された部屋は、1人じゃもったいないくらい広い。
窓からは海が一望出来る。
「じゃ、着替えたら玄関に来てね!」
さっきから椿のテンションが上がってる。
そんなに海が好きなのか。
なら、待たせるのも悪いか…