ある日、パパになりました。
春休み終了!学校スタート!
翌日、いつもより早めにいや凄く早起きをして俺は朝ご飯を作っていた。作っているのは、ご飯と味噌汁。
6時になり、咲を起こす。昨夜、神楽さんに電話してわかったことがある。朝は早く起きないといけない、朝ご飯を作らないといけない、などなど今までサボっていたことが咲の学校が始まると同時に必然的にしなければならなくなったのだ。多分これは、俺にとってはいい事なんだよな。咲が顔を洗いに行った間に料理を並べる。そして、咲が戻ってきたところで朝食を食べる。そして、食べ終わった後は、俺は食器の片付け、咲は制服に着替え、準備に入った。そして、時計が7時を指そうとしたときに、家のチャイムが鳴った。俺は、手を拭きながら、
「は〜い」
ガチャ
そこには、妹の葵が立っていた。
「葵、ありがとな。引き受けてくれて」
「お兄ちゃんの頼みだもの。それに私を頼ってくれて嬉しいもん」
「そっか、ま、ありがとな」
何故こんなに朝早く葵がうちに来たのかというと、それは、咲を学校まで送ってもらうこと。幸いなことに、咲の通う学校が葵の通う学校の小等部だったのだ!いや〜まじでよかった・・・。
「咲〜準備終わったか?遅れるぞ〜?」
「は〜い。もういく〜」
だから、これからは葵と一緒にバス通学ということになった。
バタバタ、バタバタ、
「あ、おはようございます。葵さん」
ペコッとお辞儀をする。
「おはよう。咲ちゃん。じゃあ、行こうか」
「は〜い」
仲良く手を繋いで歩く二人に向かって、
「二人とも気をつけて行くんだぞ〜」
と言うと、
「は〜い」
「「お兄ちゃん(パパ)行ってきます」」
と返ってきた。心の中でこういうのもありかもしれない、と思う俺だった。
そんな優羽が家族の一面?に浸ってる一方で、葵と咲はというと、楽しく話をしていた。
「咲ちゃんはこっちの生活にはもう慣れた?」
「はい。パパも雪菜さんもアリスさんも、それに葵さんもみんな優しくて毎日がとっても楽しいです!」
「そうなんだ。よかった〜」
そう言いながら咲の頭をなでる。
「あ、それと、これからは、葵さんじゃなくて葵ちゃんって呼んでいいよ〜家族なんだから」
そういって、葵は咲から目をそらした。葵が恥ずかしいと心の中で悶えてるとも知らない咲は、
「ちゃん付けだと流石に馴れ馴れしいのでお姉ちゃんじゃダメですか?」
ズドーン!ビリビリ!
葵は雷に打たれたような衝撃を受けた。いつも妹としか扱われたことのない葵には「お姉ちゃん」と呼ばれるのはそれだけの凄まじい衝撃だった。単語の威力に固まっている葵に咲はさらに追い打ちをかけた。咲本人は自覚してないはずです、多分・・・。
「葵お姉ちゃん、どうしたの?大丈夫?」
咲の身長は、葵よりももちろん低いわけで下から覗き込む形になり、葵から見ると、上目遣いで心配そうな表情の咲にまたもや同じ衝撃を受けるが、葵はなんとか踏みとどまる。
「大丈夫、大丈夫。心配させてごめんね。じゃあ、行こっか」
そう言って、咲の手を取り、二人はバス停に向かって歩き出した。
お兄ちゃん、こんなに可愛い咲ちゃんと暮らせるなんて、羨ましい・・・と心の中で思う葵であった。
6時になり、咲を起こす。昨夜、神楽さんに電話してわかったことがある。朝は早く起きないといけない、朝ご飯を作らないといけない、などなど今までサボっていたことが咲の学校が始まると同時に必然的にしなければならなくなったのだ。多分これは、俺にとってはいい事なんだよな。咲が顔を洗いに行った間に料理を並べる。そして、咲が戻ってきたところで朝食を食べる。そして、食べ終わった後は、俺は食器の片付け、咲は制服に着替え、準備に入った。そして、時計が7時を指そうとしたときに、家のチャイムが鳴った。俺は、手を拭きながら、
「は〜い」
ガチャ
そこには、妹の葵が立っていた。
「葵、ありがとな。引き受けてくれて」
「お兄ちゃんの頼みだもの。それに私を頼ってくれて嬉しいもん」
「そっか、ま、ありがとな」
何故こんなに朝早く葵がうちに来たのかというと、それは、咲を学校まで送ってもらうこと。幸いなことに、咲の通う学校が葵の通う学校の小等部だったのだ!いや〜まじでよかった・・・。
「咲〜準備終わったか?遅れるぞ〜?」
「は〜い。もういく〜」
だから、これからは葵と一緒にバス通学ということになった。
バタバタ、バタバタ、
「あ、おはようございます。葵さん」
ペコッとお辞儀をする。
「おはよう。咲ちゃん。じゃあ、行こうか」
「は〜い」
仲良く手を繋いで歩く二人に向かって、
「二人とも気をつけて行くんだぞ〜」
と言うと、
「は〜い」
「「お兄ちゃん(パパ)行ってきます」」
と返ってきた。心の中でこういうのもありかもしれない、と思う俺だった。
そんな優羽が家族の一面?に浸ってる一方で、葵と咲はというと、楽しく話をしていた。
「咲ちゃんはこっちの生活にはもう慣れた?」
「はい。パパも雪菜さんもアリスさんも、それに葵さんもみんな優しくて毎日がとっても楽しいです!」
「そうなんだ。よかった〜」
そう言いながら咲の頭をなでる。
「あ、それと、これからは、葵さんじゃなくて葵ちゃんって呼んでいいよ〜家族なんだから」
そういって、葵は咲から目をそらした。葵が恥ずかしいと心の中で悶えてるとも知らない咲は、
「ちゃん付けだと流石に馴れ馴れしいのでお姉ちゃんじゃダメですか?」
ズドーン!ビリビリ!
葵は雷に打たれたような衝撃を受けた。いつも妹としか扱われたことのない葵には「お姉ちゃん」と呼ばれるのはそれだけの凄まじい衝撃だった。単語の威力に固まっている葵に咲はさらに追い打ちをかけた。咲本人は自覚してないはずです、多分・・・。
「葵お姉ちゃん、どうしたの?大丈夫?」
咲の身長は、葵よりももちろん低いわけで下から覗き込む形になり、葵から見ると、上目遣いで心配そうな表情の咲にまたもや同じ衝撃を受けるが、葵はなんとか踏みとどまる。
「大丈夫、大丈夫。心配させてごめんね。じゃあ、行こっか」
そう言って、咲の手を取り、二人はバス停に向かって歩き出した。
お兄ちゃん、こんなに可愛い咲ちゃんと暮らせるなんて、羨ましい・・・と心の中で思う葵であった。