よく分かる桃太郎の攻略法
仲間②意外と照れ屋
「俺はアイツだけは、ぜーーーったい反対!」
これが犬猿の仲というやつなのか。
噂は本当だったんだな。
「何がそんなに嫌なのよ」
「俺とアイツは同じ日に鍛練所へ通いだしたんだ。
だからアイツの姑息さはよく知ってる!」
何があったか知らないけど、カイリが誤解されやすそうなヒューマンだと言うのは理解している。
私も最初は嫌な奴だと思ったし。
でもカイリを知れば、それは勘違いなんだと言うのも分かったから。
「そんな姑息な事しそうには見えないけどなぁ」
「モモセはアイツの本当のとこ知らねーから、そんな事が言えるんだよ」
「そこまで言うからには、それほどの事があったんでしょうね」
そう軽く睨めば、エンジュが首を素早く縦に動かした。
「鍛練所ってさ、最終試験に受かる事でこの町を出る資格がもらえるんだよ。
逆に言えば、通わなきゃ個人的に旅にもいけない」
「へえ」
「だから中には鬼退治目的じゃなく受けるヒューマンもいるんだけど…
まぁ皆、だいたい半年間くらい通って資格を取るんだ」
これが犬猿の仲というやつなのか。
噂は本当だったんだな。
「何がそんなに嫌なのよ」
「俺とアイツは同じ日に鍛練所へ通いだしたんだ。
だからアイツの姑息さはよく知ってる!」
何があったか知らないけど、カイリが誤解されやすそうなヒューマンだと言うのは理解している。
私も最初は嫌な奴だと思ったし。
でもカイリを知れば、それは勘違いなんだと言うのも分かったから。
「そんな姑息な事しそうには見えないけどなぁ」
「モモセはアイツの本当のとこ知らねーから、そんな事が言えるんだよ」
「そこまで言うからには、それほどの事があったんでしょうね」
そう軽く睨めば、エンジュが首を素早く縦に動かした。
「鍛練所ってさ、最終試験に受かる事でこの町を出る資格がもらえるんだよ。
逆に言えば、通わなきゃ個人的に旅にもいけない」
「へえ」
「だから中には鬼退治目的じゃなく受けるヒューマンもいるんだけど…
まぁ皆、だいたい半年間くらい通って資格を取るんだ」