よく分かる桃太郎の攻略法
「…行っちゃった…」
「キジ…」
「いや、確かにキジだけどっ!
あいつも鬼退治に行こうしてんだろ?
なら無理だろうな」
エンジュの反応から察するに。
やっぱり引き抜き的な事はよくないのかな─
まぁどの世界でもそうなのかもしれないけど。
なんて事を考えながら、お弁当の残りを食べて片付ける。
食べてすぐに体を動かすのはダメな気がするものの、日が落ちるまでにセグセロンドに着きたいから、歩こうと立ち上がる。
当初の予定よりずれ込んだのは私のせいだし。
さっき言ってた四半刻は、どうやら30分くらいのようで。
馬で30分ということは、私達なら2倍…いや、3倍は掛かるだろう。
何にせよ。
今からまだまだ歩き続けなければいけないことには変わりないのだ。
そんなこんなで。
私達がセグセロンドに着いたのは、日も少し落ちた夕暮れになってからだった。
「キジ…」
「いや、確かにキジだけどっ!
あいつも鬼退治に行こうしてんだろ?
なら無理だろうな」
エンジュの反応から察するに。
やっぱり引き抜き的な事はよくないのかな─
まぁどの世界でもそうなのかもしれないけど。
なんて事を考えながら、お弁当の残りを食べて片付ける。
食べてすぐに体を動かすのはダメな気がするものの、日が落ちるまでにセグセロンドに着きたいから、歩こうと立ち上がる。
当初の予定よりずれ込んだのは私のせいだし。
さっき言ってた四半刻は、どうやら30分くらいのようで。
馬で30分ということは、私達なら2倍…いや、3倍は掛かるだろう。
何にせよ。
今からまだまだ歩き続けなければいけないことには変わりないのだ。
そんなこんなで。
私達がセグセロンドに着いたのは、日も少し落ちた夕暮れになってからだった。