忘恋
そんなある日、県の演劇部のグループに誘われ、まぁ、情報交換をかねて、入った。
そこに彼はいた。
だが、私はまったくきづかなかった。
だって、たくさん友だち追加したうちの1人なんだから。
誰がどの学校で、名前はなんというのか、まったくわからなかったから、追加した人全員にLINEをし、きいた。
ほとんどの人は返信してくれた。その1人。

彼の名は惇希。みんなには[照れ]とよばれている。
惇希とはそれからもなんだかんだLINEは続いた。
名前と学校しかしらない。
だけど、惹かれていった。
ただ、LINEしているだけなのに。
LINEのやりとりだけで感じられる惇希の優しさ。責任感の強さ。
それを感じられるだけで本当に嬉しかった。
< 3 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop