With you.
そんな言葉を聞いて、私は涙腺が崩れた。

「そうそう、僕の名前は麻生隆弘。宜しくね。」

待って。私はまだ、何もやるとはいっていない。

「オーディションは来週の日曜日。午後からだから動き易い服装で来てね。」

「私まだ、、、!!」

すると、麻生さんは私の肩に手をポンッと置き、耳元で
「いい加減素直になるといい。」

と甘い声で言った。
< 4 / 13 >

この作品をシェア

pagetop