白衣に恋を。



ほら、ここ座ってと椅子を叩かれたので私は大人しくそこに座った。



「はい、足出して。ちょっと染みるけど我慢してね。」



私は素直に足を出した。


消毒をすると先生はなにやらポケットに手をいれながら何かを探していた。


私がどうしたんだろう?と思っていると私の目の前にいちごみるくと書かれた飴が差し出された。



「ほら、これやるよ。消毒頑張ったご褒美な」


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