あなたの事が好きなんです。


授業にも集中できず、いつの間にか放課後を迎えた。


「なあ!美和!朝比奈さん!カラオケとボウリングどっちがいい?!」


ナゼか私と美和と一緒に歩いてるのは
高橋くんと長谷川くん。

放課後、高橋くんから美和の元にお誘いのLINEが入っていて

「断ったら本当の事言うチャンスが無くなる!」
と言い出した美和が勝手にOK。


そして長谷川くんは私をたまにチラチラ睨みながら無言で歩いていて、それがいつもの数倍怖い。


「じゃあボウリング行ってそのあとカラオケ行こうよ!」

「なにそれ、


超頭いいじゃん!」

美和と高橋くんがどんどん話を進めていく。

「あの私…帰りま「麗華!」「朝比奈さん!!」


2人の剣幕に押され、渋々ついていくことに。



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