噂の年下男







そう思ったのに……





「おい」




後ろから声がして、ビクッとした。

飛び上がって逃げそうになった。

だけど、周りの人は、こっちに見向きもしない。




まさか……



まさか本当に……






恐る恐る後ろを向いた。




ドキドキドキドキ……




やたら鼓動が速い。


そして……



「え……」



あたしは思わず声を漏らしていた。





< 111 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop