桜の葉が散る頃に
。
高校2年生の春。
学校にも徐々に慣れつつあり、
新しい出会いの季節。
クラス替えもあり、担任も変わり
色々とワクワクする季節である。
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「はーい、席つけー??」
教室に新しい先生がやってきた。
「今年からお前らの担任になる、生野蒼太《せいのそうた》だ。
よろしくな。」
私のクラスの新しい担任は、
少しチャラめの若い男の先生だった。
「よし、じゃあ自己紹介な〜
えーっと……。」
新しいクラスだから当たり前にある
自己紹介の時間。
私はほんとにこれが嫌いだ。
名簿を見ながら呟く生野先生
「よし、相田から!番号順でいこうか!」
一人だけノリノリの先生。
まぁ、悪くは無いかな??