あなた誰ですか…?

すると君のお母さんは

『聞こえてる?
愛美が陵くんの名前を
何度も何度も言ってるの…
○×病院にいるから……
出来るだけ早く来て−−−−−』






最後の方はよく聞こえなかった。

でも、君が僕を呼んでいる事は分かった。

だから僕はタクシーに乗り

病院へと急いだ。




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