私とあの子


太陽の光が差し込む


カーテンをどけて窓を覗き込めば緑の木が堂々と立ち並んでいる


ちょうどいい時に、トントンと音がなりドアが開く


「光ちゃん、おはよー!朝のチェックしにきました!」


長谷川さんがやってきた


「あ、そうそう美弥妃ちゃんと話したんだって?昨日。私、美弥妃ちゃんの担当の人から聞いてね!久々に楽しんで話してきたって」


私の腕をめくり脈を測りながら長谷川さんは嬉しそうに話してくる


「そうですか」


「あの子、同い年の光ちゃんがやってきて嬉しいと思うしね、どんなこと話したの?」


「人形かを聞かれました」


「に、人形?!」

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