私とあの子
病気の恐怖
あのすぐ後、やってきた長谷川さんから怒られあの子は自分の病室へと戻った
診察を終え、病室へ戻る
長谷川さんに言われたようにゆっくり歩くことを心がける
この病院はとても広い。
精神科、肢体などいくつもの棟が合わさってこの病院が作られている
あの子はどの1棟からやってきたのかな
そもそも、どんな病気で入院しているんだろう
あの子が最後に言ってたあの言葉。
明日世界が終わるならなにしたい?____
私は.....なにがしたいだろうか。
「ママー!!待って!!」
小学校低学年くらいの男の子とすれ違った
男の子のポケットからは、ピンク色のものが落ちた。
それに気付かづ男の子は走る
その数秒後、男の子は口から血を吐いた