ブルームーン
転校生
“キーンコーンカーンコーン~”
朝読書の開始時間だ
学校のチャイムが鳴ると俺は机の上に置いてあった本を読み始めた
「隆平、本貸して」
『はぁ?またかよ』
そういって俺は本を貸す
俺は多木隆平(たき りゅうへい)
表向きは普通の高校生だけどそれ以外はカンリシャっていう超能力者たちを管理する仕事についている
コイツは篠崎晴香(しのざき はるか)
俺の幼馴染みで俺と同じカンリシャだ
「そういえば隆平、今日転校生来るんだって」
『それがどーした?』
「えー、興味ないの?」
『ないね、どーでもいい』
「あっそ」
すると晴香は自分の席に戻って行った
そんなやり取りをしていたらもうホームルームの時間
晴香のせいでぜんぜん本が読めなかった
『くっそ』
好きな読書の時間を邪魔され苛立ちを感じていると
教室のドアが開き担任が入ってきた
朝読書の開始時間だ
学校のチャイムが鳴ると俺は机の上に置いてあった本を読み始めた
「隆平、本貸して」
『はぁ?またかよ』
そういって俺は本を貸す
俺は多木隆平(たき りゅうへい)
表向きは普通の高校生だけどそれ以外はカンリシャっていう超能力者たちを管理する仕事についている
コイツは篠崎晴香(しのざき はるか)
俺の幼馴染みで俺と同じカンリシャだ
「そういえば隆平、今日転校生来るんだって」
『それがどーした?』
「えー、興味ないの?」
『ないね、どーでもいい』
「あっそ」
すると晴香は自分の席に戻って行った
そんなやり取りをしていたらもうホームルームの時間
晴香のせいでぜんぜん本が読めなかった
『くっそ』
好きな読書の時間を邪魔され苛立ちを感じていると
教室のドアが開き担任が入ってきた