ブルームーン
そのステッカーはケヤキの幹にあった
静紅が取ろうとすると後からガサガサと音がする
後から静紅目がけて矢が飛んできた
『静紅危ない!』
とっさに静紅の腕を掴んでこちらに引き寄せた
「チッ」
そこには灰色の水晶を身につけたペアがいた
『おい、殺すのは反則だぞ』
「はぁ?殺してないし
だいたいその短刀持ってるってことはなるさきさんの娘でしょ?手加減したらこっちが殺される」
巨大なハンマーを持つ背の低いヤツと俺と同じ弓矢で対抗するカンリシャだった
「そのステッカー俺達のだから」
『ちょっと待てよ、俺らが最初に見つけたんだよ』
ここで一戦やることになった