囚われ姫と金と銀の王子
「ソフィア、結婚式の後に君に言った言葉を撤回してもいいか?」
ソフィアは必死に考えているようだった。
だが、どの言葉なのか見当もつかず、どの言葉なのかと聞く。
「君は修道院に行くだろう、と言ったはずだ。私は確かにあの時、君を正妃にするつもりは全くなかった。だが、その気持ちが変わった。私はソフィアを修道院に行かせるつもりも、他の男の元へ下賜するつもりもなくなった」
自分の気持ちが分かった以上、もうソフィアを手放す事は出来ない。
たとえそれが私の国を狙った国の王女だったとしても。
私は何が何でもソフィアを正妃にする。
この手でソフィアのこれからの人生を良いものにしてみせよう。
その命が自然と尽きる時、「幸せでした」と言えるように。
そう言って貰えるように。
・・・だから。
「私はお前を正妃にする事に決めた。何が何でもお前の気持ちを振り向かせる・・・早く私のものになれ、ソフィア」
ソフィアは必死に考えているようだった。
だが、どの言葉なのか見当もつかず、どの言葉なのかと聞く。
「君は修道院に行くだろう、と言ったはずだ。私は確かにあの時、君を正妃にするつもりは全くなかった。だが、その気持ちが変わった。私はソフィアを修道院に行かせるつもりも、他の男の元へ下賜するつもりもなくなった」
自分の気持ちが分かった以上、もうソフィアを手放す事は出来ない。
たとえそれが私の国を狙った国の王女だったとしても。
私は何が何でもソフィアを正妃にする。
この手でソフィアのこれからの人生を良いものにしてみせよう。
その命が自然と尽きる時、「幸せでした」と言えるように。
そう言って貰えるように。
・・・だから。
「私はお前を正妃にする事に決めた。何が何でもお前の気持ちを振り向かせる・・・早く私のものになれ、ソフィア」