囚われ姫と金と銀の王子
「わ、分かった。これからは死ぬ事を考えないようにするわ」
「約束だぞ?今はソフィアの口からその言葉を聞くだけで、胸が張り裂けそうになるんだからな」
そう言って、殿下は安心したように笑う。
そこまであの言葉は殿下を苦しめるものなんだと、その時改めて思って胸が痛んだ。
「では、早速三人に話をしてくる事にしよう。理解してくれればいいんだが」
「さあ、それは。一筋縄ではいかないでしょうね。でもそれは」
「分かっている。君の言う通り、私の蒔いた種だからね。ちゃんと摘んでくるよ。・・・全てはソフィアの為に」
そう言い残し、殿下は部屋を後にした。
「約束だぞ?今はソフィアの口からその言葉を聞くだけで、胸が張り裂けそうになるんだからな」
そう言って、殿下は安心したように笑う。
そこまであの言葉は殿下を苦しめるものなんだと、その時改めて思って胸が痛んだ。
「では、早速三人に話をしてくる事にしよう。理解してくれればいいんだが」
「さあ、それは。一筋縄ではいかないでしょうね。でもそれは」
「分かっている。君の言う通り、私の蒔いた種だからね。ちゃんと摘んでくるよ。・・・全てはソフィアの為に」
そう言い残し、殿下は部屋を後にした。