父親に国を滅ぼされ、自らも処刑をされることになったソフィア。敵国アーロン城でその日を待つ日々。そんな彼女をアレックス王子も最初は冷ややかな目で見ていたが、彼女の処刑を恐れることのない姿勢に憤慨。それと同時に興味を示し、彼女を第四の妻とする。そしてアレックス王子やソフィア、彼をとりまく三人の妻。それぞれに変化が訪れる。
ソフィアは強いです。かっこいい。たくましい。その姿にアレックス王子が惹かれていくこともわかります。でも、それだけじゃない。一夫多妻制がいかに大変か女の嫉妬渦巻く物語になっています。もちろん、アレックス王子とソフィアの仲も少しずつ近づいていきますしドキドキ展開も目白押しです。