どうしてもキミがほしい。

橘の真意




            橘「あれはもう12年前になるかな。


           俺の母親は元々病弱でよく入退院を繰り返していた、

     
           そして俺が生まれて数年たった日に突然に母さんは亡くなった。


         病弱な身体で無理してたのが限界だったんだろうと担当した医者は言ってた。」


     それから父さんはしばらくは悲しみにくれてたけど、すぐに新しい人をつれてきたんだ。


      後妻との間に生まれたのが優美なんだ、それから僕は新しい母親に馴染めず、 
  

         父方の祖父母の家で育ったんだけど、やっぱり義妹が心配でね。」



      クラス一同 目頭が熱くなっており転校生の橘の話す言葉にみな耳を傾けていた。



      櫻井「そう、、、だったんですか。なら橘は俺にとって家族だよ。」

  

      優美「そうだよ、お兄ちゃん。これからはいままでのぶんの思い出をたくさん作ろうよ。」



      橘「優美、櫻井。本当に2人とも   ありがとう。」


      感動するクラスメイトたち。そして橘と櫻井と優美が心を通じ合えたことに誰もが嬉しく


         泣いていた。



       次回、初めて兄と過ごす妹の想いは。



      


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