イケメン部長と(仮)新婚ライフ!?
本庄さんは、あはっと笑って早乙女くんの肩にぽんっと手を乗せる。いつの間にそんなに親しくなったんですか……!?
「帰りにたまたま会ったのよ。忘年会でちょっと悩み聞き合いっこしてたんだけど、あの時はなんせ酔っ払ってたからよく覚えてなくてさ。これからもう一回ちゃんと話そうかってことになって」
本庄さんがそう説明してくれた直後、店員さんに促されたふたりは、私達の席に近いカウンター席へと向かっていった。
ふみかは何かを思い出したらしく、テーブルに身を乗り出して控えめな声で言う。
「そういえば忘年会の時、一葉達が帰った後、ふたり盛り上がってたわ」
「そうだったの!?」
「あの時、早乙女くんも相当部長に嫉妬してたみたいだからね~。悩み吐き出したかったんだよ、きっと」
私は口を半開きにしてその事実を聞いていた。私達が帰った後、そんなことになっていたとは。
意外な組み合わせだなぁと、チラチラとふたりを見てしまう。
でも、本庄さんは早乙女くんを自分のペースに巻き込み、彼もまんざらでもなさそうで、そのやり取りがなんだか微笑ましかった。
しばらく別々に飲み食いしていると、カウンターから「おーい」と呼ぶ本庄さんの声が聞こえてきた。
振り向けば、早乙女くんは立ち上がり、本庄さんは私達に手招きしている。
「帰りにたまたま会ったのよ。忘年会でちょっと悩み聞き合いっこしてたんだけど、あの時はなんせ酔っ払ってたからよく覚えてなくてさ。これからもう一回ちゃんと話そうかってことになって」
本庄さんがそう説明してくれた直後、店員さんに促されたふたりは、私達の席に近いカウンター席へと向かっていった。
ふみかは何かを思い出したらしく、テーブルに身を乗り出して控えめな声で言う。
「そういえば忘年会の時、一葉達が帰った後、ふたり盛り上がってたわ」
「そうだったの!?」
「あの時、早乙女くんも相当部長に嫉妬してたみたいだからね~。悩み吐き出したかったんだよ、きっと」
私は口を半開きにしてその事実を聞いていた。私達が帰った後、そんなことになっていたとは。
意外な組み合わせだなぁと、チラチラとふたりを見てしまう。
でも、本庄さんは早乙女くんを自分のペースに巻き込み、彼もまんざらでもなさそうで、そのやり取りがなんだか微笑ましかった。
しばらく別々に飲み食いしていると、カウンターから「おーい」と呼ぶ本庄さんの声が聞こえてきた。
振り向けば、早乙女くんは立ち上がり、本庄さんは私達に手招きしている。