貴方が好きです。


「あ、今日の放課後部室寄ってこーぜ?」

「何で。」

「後輩達が部室に集まってテスト勉強してんだってさ!」

「何しに行くんだよ。」

「もちろん、教えに☆」





こいつ…絶対邪魔しに行くだけだろ…

俺はパス、と言いかけた時

タイムング良くチャイムがなってしまい

終わったぜー!と言いながら望月は何処か行ってしまった。

あいつの自由奔放さは1年付き合って慣れたので

ため息をつきながら次の授業の準備をした。


< 53 / 96 >

この作品をシェア

pagetop